初のカヴァー曲は古代シュメール語?

ザ・プレスターズの曲は完全オリジナルなようでいて、じつは元ネタがあることはあまり知られていない。「プレスター・ジョンの伝説」はエチオピアに古くから伝わるゴスペル・ナンバーをアレンジしたもの、あるいは島原地方で隠れキリシタンが歌っていた民謡ではないかという噂がある。

他にも、「ウパニシャッド」はインドのお坊さんから教わったとか、「フリーメイシン」はスコットランド民謡が元ネタだとか、数えればきりがない。

真相は定かではないが、レア・グルーヴを発掘するDJ達の間で「ザ・プレスターズはレア・グルーヴの墓堀り職人」と崇拝されつつあるようだ。

そんなザ・プレスターズが、ついに堂々とカヴァー曲を発表する。

 

カヴァー曲のタイトルは「宇宙のマスター」

ザ・プレデターズの最新ヒット曲。

 

はて?ザ・プレデターズ?最新ヒット曲???

 

首を傾げるのも無理はない。

ザ・プレデターズは宇宙人のロック・グループで、ニューウェーヴ・オブ・ベテルギウスの中心的存在だ。

「宇宙のマスター」は宇宙ヒット・チャートでNo.1に輝いたナンバーで、宇宙人なら誰でも知っている。

知らないのは地球人くらいという名曲らしい。

プレスターズがどうやってその曲を知りえたのかわからないが、地球人が宇宙人の曲を初めてカヴァーするという歴史的大事件にNASA関係者は驚愕しているという。

気になる著作権問題に関しては、最新ヒットといえど、何百光年も離れているので、実際は大昔の曲ということになるので問題はないとのこと。それにベテルギウスは超新星爆発を起こし消滅するのでクレームがくることはないと思われる。

 

今後リリースの予定もあるという「宇宙のマスター」は、はやくても7/8のライブで演奏される見込み。

宇宙人を熱狂させたナンバーとは、どんな楽曲なのだろうか?

もしかすると、宇宙人が関与したといわれる人類最古の文明のシュメール語で歌われるかもしれない。